雪道での走行が多い岩手では、四輪駆動（4WD）仕様の軽自動車が推奨されます。四輪駆動は通常の前輪駆動や後輪駆動に比べて安定性が高く、雪道や凍結路での滑りやすさを軽減します。さらに、中古車購入時には、スタッドレスタイヤの有無もチェックしておくと良いでしょう。中古の軽自動車にスタッドレスタイヤが付属している場合、追加費用を抑えられます。

寒冷地でのエンジン性能は重要なポイントです。特に冬場の朝など低温時にエンジンがスムーズに始動するかどうかが重要です。エンジンオイルの漏れや冷却系統の状態をしっかり確認し、事前のメンテナンス履歴が明確な車両を選ぶと、寒さに強いエンジンコンディションが保たれているかどうかが分かります。

中古車の価格や性能は年式と走行距離によって大きく異なります。年式が新しい軽自動車の方が安全機能や燃費が優れている傾向があり、車両トラブルも少なくて済みます。また、5万キロ以下の走行距離の車両は、エンジンやブレーキの摩耗が少ないため、初めての中古車にも適しています。